大型のウラギンヒョウモンを見つけました。オオウラギンヒョウモンでしょうか?補虫網で採集して確認したかったですが、この地は補虫網を振ることは禁止されています!
クロシジミ 本種の多産地なのですが見かけたのは2~3頭でした。個体数が少ないのにビックリでした。
梅雨真最中の一瞬の晴間、蝶仲間4名で九重へ蝶の調査へいってきました。最初に𠮷部ふるさと自然学校、次に鉄山、最後に地蔵原の調査コースでした。この時期ならではの多くの種類の蝶に出会うことが出来ました。
ヒメシロチョウ夏型 ウツボグサで吸蜜する雌(上)ヒメジョオンで吸蜜する雄(下)
翅を広げたオオウラギンスジヒョウモン ♀ (上)苔に沁み込んだ水を吸水するオオウラギンスジヒョウモン(下) 吸水活動は雄に見られる現象ですが、この写真は雌が吸水していました。
ミドリシジミ ♀ ハンノキの生垣で飛んでいる本種を見つけました。飛翔しているとき表の翅がブルーに輝いたので雌のB型だと予想されます。
トラフシジミ夏型 シシウドの花で吸蜜していました。
ノリウツギの花に来たホシミスジ
ミズキの葉で突起のある真っ白な蛾の幼虫を見つけました。帰宅して調べてみるとアゲハモドキの幼虫とわかりました。擬態のモデルとして有名な本種の幼虫がこのような姿とは驚きました。
アカシジミ 九重では1ヶ月遅れで栗の花が満開ですが、竿でたたくとアカシジミが出てきました。最盛期は過ぎていますが尾状突起は残っています。
シータテハ この観察地はオヒョウの木が多くこれを植樹にするシータテハの産地で有名です。葉の裏に止まっている本種を撮影しましたが、翅の切れ込みが多く夏型ではなく、秋型のようです。
吸水しているミヤマカラスアゲハ ♂
ウメエダシャク
エゾミドリシジミ♂ 周りはカシワ、コナラ、クヌギ、ミズナラ等の雑木林です。まわりを竿で叩くとエゾミドリシジミが飛び出してきました。金緑色に輝いて飛び回る姿には心がときめいてしまいます。九重では6月20日くらいから発生するので、今回観察できた本種のほとんどは尾状突起が破損していました。しかしこの地であまり見られなかった本種が、今回多く見られたことは回復の兆しか!と嬉しくなりました。
ミズイロオナガシジミ 本種も多く観察することができました。
7月1日の雨上がりの5時ころ、自宅(福津市)のドクダミの葉の上に羽化したばっかりのオオムラサキを発見しました。ドクダミの葉に蛹の抜殻がついています。驚くばかりです。このオオムラサキは昨年12月4~5日に九重町町田で採集したオオムラサキの越冬幼虫を自宅のエノキの鉢植えに移し飼育したものです。エノキの鉢植えとドクダミの間は約2m、その間を終齢幼虫がドクダミの葉まで移動し蛹化したに違いありません。
昨年採集した越冬幼虫は、十数匹を袋掛けした鉢植えのエノキに移しました。5月になって葉に食いついた幼虫を、別の場所のエノキに1頭ずつ袋掛けし飼育しました。ですから自宅の鉢植えのエノキには幼虫はいないはずでした。毎日のように移し忘れがないか、確認したのですが・・・!?しかも蛹化した場所がなぜ強烈な臭いのドクダミなのか、そのような事例があるのか何方か教えて欲しいです。
6月16日、梅雨の合間の晴れの日、久しぶりに九重町田野周辺の調査にいってきました。ねらいはそろそろ出始めのゼフィルス(ミドリシジミ類)の中でも希少種のメスアカミドリシジミです。
メスアカミドリが生息している林、ところどころに食草のヤマザクラが見られます。ポイントは渓流沿いの日当たりの良い葉上です。
日当たりの良い雑木の葉の上で占有行動をとるメスアカミドリシジミ♂と標本写真。メスアカミドリは占有性が強くお気に入りの場所があるようです。高い葉上で写真を撮りましたがこれが限界でした。採集してみるとまだ出始めで金緑色に輝く綺麗な ♂ の個体でした。
ルリタテハ、夕暮れ時になって現れてきました。縄張り意識が強く、自分のテリトリーに入ってきた昆虫を追い払います。
5月3日 ミズナラの葉で巣をつくっているオオミドリシジミの2齢幼虫と成虫標本写真(左♂ 右♀)九重町𠮷部
5月3日 イボタの葉上で見つけたウラゴマダラシジミの前蛹(直入町長湯上野)と翌日に変態した蛹
5月3日 コナラで見つけたヤママユの繭(左)と成虫写真(参考)九重町𠮷部繭は、昨年中に羽化した抜殻ですが、天然の絹糸がとれそうです。
昨年12月4日大分県九重町町田で採集したオオムラサキの越冬幼虫を冷蔵室で保存し、4月に自宅(福津市)のエノキに戻しました。それが大きな終齢幼虫に育ちました。もうすぐ蛹化しそうです。
4月4日(火)早春にしか現れないスギタニルリシジミの調査に、佐賀県鹿島市の渓谷に蝶友K氏とともにいってきました。8年前に福岡県寒田町のキャンプ場に行ったのですが、この時はオスばかりでメスを採集することは出来ませんでした。しかし今回は念願の雌を採集できました。
吸水に来たスギタニルリシジミのオス
スギタニルリシジミが吸水に来ても美しいブルーの表を開いてはくれません。飛び立った際に撮った写真に翅表のブルーを見ることがえきました。
スギタニルリシジミの集団吸水 3頭が吸水に来ています。吸水に来るのは全てオスばかりです。メスは林道内で見ることが出来ましたが、撮影は出来ませんでした。
3月になり温かくなってきたので、蝶友のK氏ととも久しぶりに霧島連山周辺のゼフィルス(ミドリシジミ類の総称)の越冬卵の調査に行って来ました。7日深夜0時に出発し4時にえびの高原到着。仮眠をとって7時から調査開始。15時まで頑張りましたが、成果は・・・・?。メスアカミドリシジミとフジミドリシジミの越冬卵がわずかでした。それでも始めて見るメスアカとフジの白く美しい形の越冬卵に感動です。
厳冬のブナの大木とその枝に産みつけられたフジミドリシジミの越冬卵(宮崎県霧島市えびの高原:2,023年3月11日撮影)
フジミドリシジミの標本 オス(左) メス(右)鳥取県伯耆大山産 ブナを食草とする日本の特産種です。
厳冬のヤマザクラとその枝に産みつけられたメスアカミドリシジミの越冬卵(宮崎県霧島市えびの高原:2,023年3月11日撮影)
メスアカミドリシジミの標本 オス(左) メス(右)兵庫県杉ヶ沢高原産
メスの前翅に赤橙色の斑紋(地域によって現れ方が異なるが)見られるのが名前の由来です。ゼフィルスの中で唯一、サクラ類を食草にします。
越冬幼虫が見られたエノキの木(右)とエノキの周りの落ち葉に見られた越冬幼虫(大分県九重町町田)杉林の中に見られるエノキの越冬幼虫は多いように感じました。落ち葉を裏返して探すと越冬幼虫が付いていますがオオムラサキの方がゴマダラチョウよりも多いようです。
左上はオオムラサキの越冬幼虫、背中に4対(8本)の突起が見られます。右上はゴマダラチョウの越冬幼虫、背中に3対(6本)の突起が見られます。左下はオオムラサキ成虫、右下はゴマダラチョウ成虫の写真を参考に載せています。越冬幼虫ではゴマダラチョウの方が大きいようです。成虫はオオムラサキが圧倒的に多いですが。
久々に大分県日田市の調査へ行って来ました。筑紫耶馬渓では民家の石垣にツメレンゲがいたるところに根付いています。内陸性のクロツバメシジミ(通称:ヤマクロツ)が見られるのではと捜してみると2~3頭のヤマクロツを発見しました。海岸性のクロツバメシジミ(通称:ウミクロツ)は、宗像・福津の海岸沿いでよく観察するのですが、ヤマクロツは始めての出会いでした。
民家の石垣に根付いていたツメレンゲです。大分県準絶滅危惧種です。同じ民家の石垣でもツメレンゲがびっしり根付いている場所と全く見られない場所がありました。
内陸型クロツバメシジミ♀(ヤマクロツ) ツメレンゲの近くで見られたヤマクロツです。羽化したて新鮮な個体です。産卵に来たのでしょうか?ヤマクロツの裏翅はウミクロツの白色に比べ灰色がかって見えます。ヤマクロツは大分県でも絶滅危惧ⅠAの超希少種です。
内陸型クロツバメシジミの終齢幼虫 石垣に根付いていたツメレンゲの中にヤマクロツの終齢幼虫を見つけました。
秋型ツマグロキチョウ♂ 民家の石垣周辺の野草の周りを飛び回っていました。秋型は前翅の先が鋭く尖っており、後裏翅には特徴的な3つの筋がはっきり見えました。大分県の準絶滅危惧種です。
民家の石垣周辺で見られたスズメバチ。最強のオオスズメバチでしょうか?
酒呑童子山の林道で見られたキイロスズメバチ。結構攻撃的なスズメバチです。
2022年8月8日:沢水キャンプ場から望む「阿蘇五岳」
2022年8月7日:九重地蔵原 ゴイシシジミ 日本のチョウの中で唯一の肉食(幼虫はアブラムシを餌にします)です。1cmくらいのチョウで裏翅の碁石模様が特徴です。地蔵原にはたくさん見かけました。
2022年8月7日:九重地蔵原 ギンイチモンジセセリ この時期に本種を見かけたのは初めてでした。
5月17日(火)大分県九重町湯坪 オオミドリシジミの終齢幼虫と成虫
食草のコナラの若葉に付いていた終齢幼虫です。葉脈の中心を噛み切って巣をつくるので、それを目当てに捜すことが出来ます。
5月17日(火)大分県久住町黒岳登山道 アオダモの葉に付いたウラキンシジミの終齢幼虫と成虫 終齢幼虫は蛹になる直前に食草のアオダモの葉を噛み切って落とします。落ちているアオダモの葉を丁寧に見ていくと終齢幼虫を見つけることができます。
5月17日(火)大分県山国町薬師林道 シオジの葉に付いたウラキンシジミの終齢幼虫と成虫 アオダモの他、シオジも食草です。シオジは渓流沿いに繁茂しているので、アオダモよりも見つけやすいようです。
2月3日(水) 九重長者原の雪景色(長者原キャンプ場) 昨年12月から3回目となる九重周辺の調査です。これまではテント泊ばかりでしたが、今回はキャンプ場側のコテージ?に宿泊しました。コロナ禍でしたが、他に5組が宿泊していました。朝、目が覚めると真っ白な雪景色でビックリでした。
2月2日 ウラゴマダラシジミの卵(日田市天ケ瀬町曽田の池)と成虫標本♂ 曽田の池は数年前から蝶の生育調査をしていた場所です。成虫調査では、ウラゴマダラシジミは確認出来ていませんでした。蝶友のK氏に同行してもらい冬季の採卵調査で生息確認をしました。その結果、林道側のイボタの木に16個の卵塊を発見しました。しかし2~3割の卵に寄生蜂の跡がありました。
2月3日 ウラゴマダラシジミのヤナギイボタに付いた卵塊(阿蘇波野村)九重地方のイボタでは残念ながら、卵塊は発見できなかったので、阿蘇地方の波野村まで足を伸ばし調査をしました。ポイントとされる場所で1時間以上探索した結果、やっとヤナギイボタの木にウラゴマダラシジミの綺麗な卵塊を発見することが出来ました。
1月7日(金) ウスタビガの繭(大分県九重𠮷部大船林道)と標本写真 法華院温泉へと続く大船林道の途中で緑色の変わった形の繭をみつけました。ウスタビガの繭です。触ってみると上部に一直線の切れ込みがあって成虫が羽化したあとの空繭でした。
1月7日(金) ウスタビガの空繭に産みつけられたウスタビガの卵(大分県九重𠮷部大船林道)空繭には直径1mmくらいの卵が9個産みつけられられていました。帰って調べてみると、繭からウスタビガの雌が羽化するとフェロモンに惹かれてすぐに雄が近づき交尾をするそうです。そして、雌は自分の空繭に卵を産みつけるとのことでした。羽化して何も食べずに(何の栄養もとらずに)交尾して散乱し、そのまま死んでいくヤママユガの仲間には哀れさとともに神秘さをいつも感じてしまいます。
1月7日(金)真冬の雑木林(大分県九重𠮷部)
1月7日(金) オオムラサキの越冬幼虫(大分県九重𠮷部)大船林道入口の𠮷部に大きなエノキがありました。ひょっとしてと幹の下の枯葉をめくってみるとオオムラサキの越冬幼虫が付いていました。
12月2日 落葉した雑木林(熊本県万願寺温泉)
12月2日 落葉したエノキの大木(熊本県万願寺温泉)
幹の周りの落ち葉の下にオオムラサキの越冬幼虫が隠
れています。
12月1日 落葉の裏に隠れていたオオムラサキ越冬幼虫と成虫標本写真
オオムラサキの越冬幼虫のは4対の突起が見られます。(大分県長湯温泉)
12月2日 落葉の裏に隠れていたゴマダラチョウ越冬幼虫と
成虫標本写真 ゴマダラチョウの越冬幼虫には3対の突起が
見られ、オオムラサキより大型です。(熊本県万願寺温泉)
12月2日 畑の畦道で見られた霜柱(熊本県万願寺温泉)
10月11日(月)南九州では迷蝶のルリウラナミシジミが発生し群生していると聞き、蝶友K氏とともに鹿児島薩摩川内市まで行って来ました。
山で一泊して早朝から調査をしました。最初はチラチラと見られる程度でしたが、陽が上がって来るにつれて数も増してきました。セイタカアワダチソウに20頭以上が吸蜜している様子は圧巻でした。
10月11日 セイタカアワダチソウで吸蜜するルリウラナミシジミ♂嫌われ者の帰化植物セイタカアワダチソウもこの時期の蝶にとっては貴重な蜜源です。
ルリウラナミシジミの食草は、クズと聞いていましたが、マメ科であればよいとの事、ここではハギの花に多数のルリウラが来ています。飛び方が速くて写真を撮るには花で吸蜜している場面しか狙えません。翅を開いて美しいピカピカのブルー(青金色)を見せてくれません。2枚の翅の隙間から少しだけブルーをのぞかせてきれました。ハギの花に来たルリウラナミシジミ♂(上、中)
蝶友のK氏とともに、この時期にしか出会えない希少種のタイワンツバメシジミを求めて鹿児島まででかけました。本種を生まれて初めて見ることができ大感激でした。
2021年9月9日(木) タイワンツバメシジミ 上♂ 中下 ♀ (鹿児島県薩摩川内市)環境庁絶滅危惧ⅠB類 私にとって初めて観察できたシジミチョウの仲間です。シバハギを食草にしているので、ススキの群落に隠れたシバハギの周辺で見ることができました。全国的に絶滅が心配される希少種ですが結構の数を見ることができました。翅を広げた姿を撮ることができなくて残念です。成虫は年に1回8~9月に羽化し現われます。
2021年8月27日(金) ゴマシジミ ♀ (大分県九重町田)観察時期が遅かったのですが今年もワレモコウに産卵にきているところを見ることができました。ただしピンボケでした。そのため同地で採集した展翅標本を左下に載せています。
美しいミドリシジミ類の成虫(ゼフィルス)もシーズンオフに近づいてきたので、釣友のK氏とともに九重にいってきました。朝5時から風の強い中ポイントにいくとアイノミドリシジミが縄張行動を張って飛び回っています。8mの長竿で採集を試みるのですが上手くいきません。K氏の協力で何とかネットインできました。少しスレてはいるのですが、光り輝く緑色に魅せられてしまいました。
2021年7月26日 アイノミドリシジミ ♂の標本写真と生息ポイント(大分県九重町湯坪)ゼフィルス(妖精)と呼ばれるミドリシジミ類の一種です。観察できるのは6~7月の早朝5時過ぎです。一般に目にすることが困難な希少種です。この時期の本種はミズナラ等の高い樹上でテリトリー(縄張)を張って飛び回っています。採集するには写真のような長竿(8m)を使うのですが簡単にはネットインできません。標本写真は7月6日に同地で採集したものです。
2021年7月26日 アカシジミ 九重町湯坪 アイノミドリシジミと同じ場所で撮影したゼフィルスの一種です。平地では5月中旬から6月始めに観察できますが、九重は標高が高い(1200m位)ので、この時期でも見ることができました。露出不足で赤(朱)色が出ていないのが残念です。標本写真は7月6日に同地で採集したものです。
2021年7月26日 クロシジミ ♀ 大分県瀬の本高原 オオクロアリに育てられることで有名なシジミチョウです。九重・阿蘇では良く目にするのですが全国的には生息地の環境破壊で激減している希少種です。
2021年7月26日 キマダラモドキ 大分県瀬の本高原 本種も7~8月にしか見られないチョウです。この時期になると翅が少し破れスレているようです。
2021年7月26日 スジグロチャバネセセリ 熊本県黒川温泉 セセリチョウの仲間でも稀少な種です。後裏羽のスジが特徴で他のセセリと区別できます。
2021年7月6日 オカトラノオで吸蜜するミドリヒョウモン♂ 大分県飯田高原𠮷部
2021年7月6日 ゼフィルスの生息ポイント 大分県九重町湯坪
K氏から連絡があり九重に蝶の調査に行って来ました。ねらいは、今しか観察できないゼフィルス(ミドリシジミ類)です。天気があまりよくないので大丈夫か聞いてみると、K氏は「こんな天気の方がいいんですよ」と嬉しい答えが返ってきました。お蔭で、ダイセンシジミ、ミズイロオナガシジミ、写真は撮れませんでしたが、アイノミドリシジミ、エゾミドリシジミ、アカシジミ、ウラキンシジミ等を観察することができました。
2021年6月28日 ダイセンシジミ(ウラミスジシジミ)大分県九重田野
2021年6月28日 ミズイロオナガシジミ 大分県九重田野
2021年5月29日 クロウメモドキに付いたミヤマカラスシジミの幼虫(29日撮影)とミヤマカラスシジミの成虫(2018年7月10日:𠮷部)
K氏の提案で宮崎県から大分県の九重に移動をしました。九重まで車で3時間かかる所を、近道を通って2時間で到着です。K氏はPCなみで様々な道がインプットされているようで驚きです。ねらいは初夏に現れるシジミチョウ類の幼虫調査です。ミヤマカラスシジミの幼虫、ミドリシジミの幼虫を観察することができだ大満足でした。
2021年5月28日 ヒサマツミドリシジミ♂とアカガシの森 (宮崎県某所) 前日の5月27日 蝶友のK氏より久しぶりの電話があって「宮崎と九重に行くので一緒に行きませんか?」とのことで、当日の要件をキャンセルして同行しました。ねらいはゼフィルス(ミドリシジミ類)の中で、蝶をやっている人なら誰でも憧れるヒサマツミドリシジミです。5月後半のこの時期に本当に現れているのか?半信半疑で現地に到着しました。早朝の7時ポイントに行くと1頭の小型の蝶が猛スピードで飛び立ちアラカシの樹上に止まりました。なんと!始めて見るヒサマツミドリシジミです。